銀魂

□はちみつ第@訓
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ドォォォォォンツ!!!!!!!!!!
『花火でもあがったのですかね?』
いちごゎ綺麗にまとめてある
ポニーテールをふわりと
揺らしながら窓の外を覗く。
「花火とか、そんな呑気なやつじゃなぃと思うぞ...」
後ろからマヨラ-こと土方十四郎が望遠鏡で外を見ながら答えた。
「とうとう尻尾だしやがった。
山崎、何としても奴らの拠点おさえてこぃ。」
山崎は「はいよ」というと
現場に駆けた。
「おぃ、沖田。起きろ。」
土方は桂の指名手配書を
グシャっとつぶすと
愛用のアイマスクをして
寝ている沖田総悟に投げ付けた。
『おはようございます、
総悟さん。』
いちごはむくっと起き上がる
沖田に挨拶をした。
「おぅ、いちご。
爆音が聞こえやがるけど
花火でも上がってるんかぃ?」
沖田はいちごの裾をひっぱった。
「なぁに寝ぼけてゃがるッ!
てか、同じボケしてんじゃねぇょ。打ち合わせしてんのか、てめぇらゎ。テロだょ、テェロ!!」
「うちらは、土方殺し同盟ですぜぇ。打ち合わせなんて毎晩でさぁ。」
『えッ?えッ?』
いちごは沖田の顔を二度見して慌てた。
「はぃはぃ。あんま、いちごを困らせんな。ほら、行くぞ。」
土方はいちごの頭をぽんぽんと叩いた。
『は..はぃッ!!』
いちごは突然、頭をさわられたのでビックリして赤くなった。
「土方さんこそ、いちごを困らせねぇでくださぃ。名前の通り、真っ赤になっちゃったじゃねぇですかぃ。そのいちごを触った手が爆発して死ね。土方、コノヤロ-」
沖田はいちごの首に腕をまわして立ち上がらせた。
「ンだと!てめぇが死ねゃ。刀抜けェ!!」
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