魔法四国物語

□2話
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夏休み二日目・・・

それぞれの物語が動き出した。


―――――――
1話 一冊の本
―――――――


「昨日さ、宝の本貰ったんだ!」

『へぇ〜よかったじゃ〜ん』

「一緒にやろうぜ!」

『え・・・ヤダ』

「とりあえず今から一時間後に俺んち集合!じゃ!」

『えっ!ちょっ!』

ブチッ・・・ツーツーツ・・・

「・・・」

「どうした?ユウ?」

「いや・・・(ツッコミ所多っ!!)」


俺たちは、朝一番にハルナの家に電話をかけていた。
理由は昨日、じいちゃんから貰った宝の本だ。
そして俺達は今、友達を誘うために電話している。


「よし!次行くぞ!」

「待てっ」


気合を入れて叫んだ俺をユウが止める。


「僕がかけるから・・・(これ以上被害者を増やさないためにも)」


何かふくみがあったが気にしないしない事にしよう!
うん!

という事で(?)俺はしばらくユウを待つ事にした。



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