徒然の詩

□Dear….
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白刃の舞う夜
踊り子は夢を視る
泡沫(ウタカタ)の唄の向こうに君を

囁いて 呼び掛けて
其の優しい眼差しで

果てる事無い道を
共に見よう

きっと其の先は
煌めいているから



紡ぐ言の葉
奏でる旋律

たゆたう想いは何処(イズコ)へと
空を渡る風が君の名を呼ぶ

時の流れ星
煌めく あの日の記憶と共に

貴方に届け
私は祈ろう 永久(トワ)に……



鮮紅の散る海
旅人は想いを馳せる
玉響(タマユラ)の星の彼方に君を

呟いて 呼び寄せて
其の甘やかな声で

忘れる事無い時間(トキ)を
共に行こう

きっと其の未来(サキ)は
輝いているから



綴る想い出
響き合う調(シラベ)

舞い散る華は何処までも
湖面を滑る光が君の顔を映す

愛の竪琴(タテゴト)
爪弾く あの頃の貴方を想い

掻き鳴らす
此の胸の切なさ抱え……



月の光 優しく包む頃
二人で見た景色

ずっと此処に在る
そう思っていた

何時までも不変に

時の流れは残酷で
過ぎて行くのを怖れる事は罪でしょうか


だけど 私は唯ひたすらに願い続けた
貴方がくれた約束

『伴に在ろう…』と



紡ぐ謌声
奏でる音色

此の想いは高く清らかに
星空の下(モト)で君に永久(トワ)に誓う

夢の桃源郷
眩い 未来(アシタ)の希望を乗せて

共に創ろう
此れからの たくさんの約束を……





→後記


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