遊戯王FX

□ターン6 日常騒動編U〜伝説の影〜
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神楽坂「くそっ!俺はこんな強いデッキを使っても勝てないのか!伝説の決闘王、武藤遊戯のデッキを使っても・・。」
?『そう悲観することはない。』
翔『お兄さん!?』
玲奈『やっほー♪明日香♪』

崖の上には亮と明日香、それに多くの生徒たちがいた。

亮『決闘王のデッキは扱いが難しくそうそう使いこなせるものではない。お前は少なくてもそのデッキを使い、黒魔導の師弟をそろえ、そこにいる幻雄を追い込んだ。普通の決闘者ならそうはいかないだろう。』
神楽坂「・・・帝王・・。」

亮も評価も嬉しいことながら周りから『やるじゃないか神楽坂!』、『すげーぞ!見直した!』など嬉しい評価が飛び交っていた。

神楽坂「・・皆・・・。」
瑠箜「みんな、感謝しているんだよ。本当にみんなが見たかったのは展示しているデッキではなく、そのデッキが本当に動いているところなんだからね。・・とはいっても盗みはよくないよ。デッキを返してくれるかな?」
神楽坂「あぁ・・わかったよ、幻雄・・。」


次の日・・・。


展示会場


無事、決闘王のデッキは展示場に戻された。多くの生徒が展示会場に集まり、鑑賞してにぎわっていた。

瑠箜「こりゃ、見るのも大変だね。」
玲奈「だね〜♪」
トメ「これ、喧嘩するんじゃないよ!」
由利「十代手を放しなさいよ!これは私のだよー!」
十代「バカ言え、これは俺んだ!俺の部屋にどかーんと貼って飾るんだよー!」

と十代と由利はトメさんからもらった武藤遊戯のポスターを取り合っていた。

瑠箜「まったく、何やってんだか。」
玲奈「そう言えば、由利ちゃん普通に遊戯さんのポスター欲しがってるね・・。コンプレックスって言うか・・そういうの薄れてきてるのかな・・?」
瑠箜「かもね。・・ふふっ、ねぇ、十代。由利に譲ったらどう?」

玲奈の言葉に瑠箜は軽く笑って答えた。

玲奈「そうだよ十代♪レディーファーストだよ♪」
十代「なんだよーそれー!だいたい、どこにレディーがいるんだよー!」
瑠箜「ちょ、ちょっと!十代!」
由利「どーこーにーレディーがいるですって!ここにいるでしょうが!ここに!」

それから十代に由利の巨大ハリセンが炸裂したのは言うまでもない・・。



伝説の決闘王のデッキ無事返却。
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