遊戯王FX
□ターン８ 日常騒動編Ⅳ～再会の雷～
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港
由利「へぇ～ノース校の移動手段って本当に潜水艦なんだ～。」
由利は港にとまっている潜水艦を見て言う。
鮫島「ようこそいらっしゃいました。市ノ瀬校長。」
市ノ瀬「お久しぶりですね鮫島校長。今年はうちが勝たせてもらいます。ご褒美は頂きますよ！」
市ノ瀬。ノース校の校長。
鮫島「そうは行きませんよ！ご褒美は今年も私が頂きます！」
「ご褒美」とは一体・・？
鮫島「なんたって、今年のうちの代表は去年代表であった丸藤亮君にも引きを劣らない。こちらの夜神瑠箜君が努めるんですからな！」
と鮫島の手が瑠箜の肩に乗って紹介される。
瑠箜「えっと・・よろしくお願いします。」
市ノ瀬「そうか。君が。・・・だが、悪いがこちらは去年とは違い・・」
？「ほう。相手は幻雄か。悪くない。」
十代「誰だ！？」
？「俺様だ！」
ノース校の生徒たちの壁が開き声の主が現れる。
瑠箜「・・・へぇ、久しぶりだね。というか、ちゃんと会うのは初めてかな。万丈目。」
ノース校の生徒達『サンダー！！』
さんだー？
明日香「何で万丈目君がノース校に？」
万丈目「俺は三沢に負けた後、自分を見つめ直す為にノース校へ行ったのだ！」
ノース校の生徒達『サンダー！サンダー！万丈目サンダー！！』
由利「まるで猿山の大将だね。」
玲奈「ゆ、由利ちゃん・・。」
決闘場
万丈目財閥。万丈目の二人の兄貴が権限を持ちこの試合を全国TV中継されていた。
万丈目「・・・。」
瑠箜「大丈夫？」
万丈目「・・・何でもない。始めるぞ。」
万丈目に元気はない。時折、兄貴達がいる観客席を見ている。