05/29の日記
23：58
泣いてもいいですか
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誰かの送別会で泣いたのは、初めてでした。
私は意外と冷めてるのか、よく友達にも冷たいって言われてたんですが、卒業や送別会なんていう別れの儀みたいなもので泣いたことは、一度もありませんでした。
でも葬式は、幸い親しい人間のものに参加したことないので省かせてください。
ひとりずつ挨拶なんかさせられて、いざ自分の番になったら言いたいことなんか浮かばなくて、頭は何の言葉も思い付かなくて、ただ涙だけが溢れました。
私のコメントのとき、背後にいた男の先輩―おおよそ涙の別れとは無縁そうな人―が、もらい泣きしたって泣き出しました。
女のスタッフは、３分の１は泣いてたけど。
後からその先輩に、お前のコメントのときに何故かもらい泣きしたって言われて、私と異動する先輩とのやり取りを一番多く見てきたからかなって、思って。
今いるスタッフの中で、私が一番手をかけてしまったから。私の番になったとき支配人が、言いたいことがいっぱいあるだろって言って下さったけど、謝罪もお礼も言い尽くせないほど言いたかったけど、ちゃんと言葉にはなりませんでした。
私が一番よくなったって、何も言うことがないって言ってもらえるようになって、まだ１年程度しか経っていないのに。
東京と福岡は、遠いです。
また一緒の店舗で仕事できるよって、最後に言ってくださったから。
私はまだまだ頑張らなきゃって思います。
褒めてもらえるようになったのは嬉しいけど、ナイトスタッフにも私がいれば何とかなるって言ってもらえるようになって嬉しいけど、私にはその自覚がないから。先輩に怒られては泣いてた昔の私から、変わったと言われても本当に分からないから。
いつも何かあったときには「任せろ」と胸を叩いて解決してくれた先輩のように、もっとしっかりしなきゃって思う。
ナイトの女性スタッフの中じゃ、私が一番上だから。
前の私を知る人達は、声を揃えて「よく耐えた」「すぐ辞めると思ってた」って言います。でも不思議と辛かったあの頃も、辞めたいとは思わなかった。
それはきっと、あのメンバーだったから。
もうすっかり入れ替わってしまってるけど、辞めたいと思うそれまでは、頑張っていきたいです。
ここまで読んでくださった方がいらっしゃったら、長々と失礼しました。
更新停滞気味ですが、まだ閉鎖はしません。
ちょっとずつでも更新しますので、待っていてくださると嬉しいです。
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