08/26の日記
03:31
魔女は死んだ
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劇団四季のミュージカル、Wicked〜もう一つのオズの魔法使い〜を観て来ました。
最近はボカロばっかり聞いてたから、歌が新鮮な感じだったけど、でもやっぱり流石だなって思いました。
私も楽器をやってたし、fからpになってクレシェンドってのもよくやったけど、人間の声で同じことをやると、こうも違う雰囲気になるんだなーなんて思ったりしながら観てたんですけど…
1幕の最後、2幕のクライマックス、まさか泣くとは思わなかった…カーテンコールで2人の魔女が歌ったのだけでも泣けてきちゃうほどに切なかった。
オズの魔法使い、見方が変わりました。
ちゃんと全部繋がってて、その繋がっている話が尚更切なくて。ライオンもブリキも案山子、オズの魔法使いでいう悪い魔女、エルファバのおかげで助かったのに敵対しなきゃいけなかった。
みんなに愛されたかっただけ、幸せになりたかっただけなのに、エルファバは生まれながらにあんな運命を背負わされてしまった。ラストは幸せだっただろうけど、それでも親友に二度と会えないんだから…辛いよ。
グリンダのキャラがめちゃめちゃ可愛かった!でも近くにいたら苦手なタイプだわ。でも可愛かった。
何度も喧嘩する2人のシーンを観ながら、親友とはいえ女同士ってこんなだよなーって思いました。コミカルな感じだったり、本気でひっぱたいたり、次の瞬間には仲良くしてたり…
どんなシーンよりも一番切なかったのは、エルファバがグリンダにもらった帽子をずっとずっと大事にしてたこと。マントだかコートだか、それだって適当に羽織らせてくれたものに過ぎないのに、ずっと身につけてた。それがすごく切なかった。
28日が福岡公演千秋楽。もう1回くらい観たかったかな。
もし観に行く方がいらっしゃるなら、オズの魔法使いをちゃんと観るなり読むなりしてから行くことをお勧めします。
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