ノベルゲーム

□十月桜〜プロローグ〜





よし、昼寝でもするか…



さっきは遠くから見てたから
分からなかったけど

近くに来てみるとこの桜…
馬鹿みたいにデカイな…
何年ここに植わってたんだろう…


ま、いいか……眠いし…




――――

―――


――









キーンコーンカーンコーン…――



学校特有のチャイム音が
聞こえ、未だ寝足りない
と言う脳を叱咤して目を開くと
そこには青い空と白い雲。
そして、桜の花に金色の髪…。


…金色の髪…?


………



「!!!!!!!」



誰か来たのか!?と思い
飛び起きるとそこには
俺と同じ制服を身に纏った
金髪の少年が俺の横に
ちょこん…と座っていた。


俺の体には黒くて長い
まるでお伽噺に出てくる
魔法使いが着ているような
マントがかけられていた。

この生徒の物だろうか…?


えっと…
  1. このマントは…
  2. 君は誰…?


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