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□呂佳さん陵辱
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「てめっ…滝井!何のつもりだよ!」

目が覚めた時には既に何本もの靴紐で手首をギチギチに縛り上げられていた。おまけに頭が猛烈に重い。とりあえず此処が見慣れた部室の中だということと、ぼんやりした視界が茜色であることから今が夕方であるということはわかる。しかし自分が今置かれている状況に関してはさっぱりわからない。
自分を取り巻く数十個の目、その中でとりわけ憎たらしいそいつのにやけた目を睨みつけながら、とにかくふざけんなという今の気持ちをありったけ込めて俺は言った。
すると奴は古びた木のイスの上に逆向きに座ったままあっけらかんと言った。
「呂佳のフェラがサイコーだっていう話したらさぁ、こいつらが試してみたいっつーからさー」
やってやってよ。
内容のアホさに俺の思考が一瞬飛んだ。
「ふっ…ざけんな!!」
もはやそれしか出てこない。滝井は本当にアホだから俺は普段こいつに1日何十回もふざけんなと言っているが今ほどふざけんなと思ったことはない。ふざけんなアホかお前は。
「まーまーそう言うなって。こいつらも毎日毎日ヤキューばっかで溜まってんだって。それをなだめてやんのもコーチの仕事のひとつだろ?」
ヤキューやってりゃ性欲なんて解消されるだろが、と思ったがいきなり口に突っ込まれて息が詰まった。部員のイチモツだと気付く。デカい。喉まで届くそれに背中から這い上がる吐き気をこらえる。
なんで。なんで既にこんな勃起してんだこいつ。ヘンタイかよ。そしてなんで俺はその勃起したチンコをくわえてんだ。ふざけんな滝井。
「ほーら呂佳、いつも通りやればいいからさー」
いつも通りってなんだ。ふざけんなふざけんな滝井死ね。
うまく回らない頭で滝井への呪いの言葉を吐いていた俺に向かって目の前の部員が話しかけてくる。
コーチマジでウマいっすね。いつもカントクのやってるってホントだったんすねー。そんな睨まないでくださいよ。性欲溜まりすぎて野球に集中できなくなっても困るでしょー?かといってマネにはこんな真似させられねぇし。でもコーチはいつも男のチンポくわえてるってんだから俺たちもやってもらったっていいですよね?あ、歯ぁ立てたりしないでくださいよ。そんなことしたらマジで犯しますよコーチ?
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