My Story 2

□まっぴらごめん
1ページ/1ページ




※まさかのオール会話文


「あーあたしも刺青入れてみたいなー」

「太腿にか?そうだな、ワンピースとニーハイが織りなす絶対領域に君臨する刺青…いいじゃねぇか。」

「誰にそんな場所になんて言ってないです。ローさんちゃんと話聞いて。」

「あれだろ、俺の名前をハートマークとともに刻み込んでくれるんだろ?」

「ぶっ!何そのおとめちっく思考炸裂しちゃってんですか!」

「今のワンピースを背中の開いたデザインにしてだな…ホルターネックとかどうだ?」

「あっそれ可愛いかもー!じゃあ刺青は背中、っておいおいおい。そんなおとめちっくな刺青入れません。」

「首筋に入れるなら、島に上陸するたびにツインテールとかポニーテールにしてお披露目しなきゃ、な。」

「もうあれですね、ローさん自慢したくって仕方ない子みたいになってますけど!」

「当たり前だろうが!自分の所有物って印を愛しい女に刻みこめる絶好のチャンスなんだぞ、真剣になって当然だ。」

「……こんなイキイキとしたローさん、戦闘以外で初めて見ました。」

「そりゃあ、な。あとはお前とのセックスだろ、キスに…」

「ぎゃあああ!指折りながら数えるな!そしてまだ昼です盛るにはまだ早いです。」

「ンなこと言うな。ヤりながら刺青入れるとこ考えるんだよ、あー合理的合理的。」

「やだやだ!つーか最初の話とだいぶズレてんですけど!」

「そんなのいつもの話だろ?」

「ああっローさんまた話聞かない…!もういいや…」





(090923)


[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ