ハヤテのごとく!長編小説
□雪の下り坂
1ページ/6ページ
白皇学院からバスで数時間、長野県にハヤテ達は来ていた。
「ハヤテ君はやっぱりスキー上手なの?」
「いやぁ・・・上手って程ではありません」
白皇学院の生徒と他数名の乗るバス。
おわかりだろうが今回の趣旨はスキーだ。
「伊澄はプライベートジェットでくるらしい」
「大丈夫でしょうかね・・・」
「伊澄の能力を甘く見るなよ。大丈夫なはずがないからな、今頃は多分・・・」
その話題の中心の伊澄はというと・・・
「あれ・・・ここはどこでしょうか、えっ・・・那覇?」
期待を裏切らない能力である。