REBORN短編
□夕焼けの涙
2ページ/5ページ
私は段ボール箱でいっぱいの部屋に一人座って
引越しの荷造りをしていた
(明日であの学校とお別れかぁ…)
私は数ヶ月通った並中での出来事を思い返して苦笑した
(このまま会わないで終わる…)
私の脳裏にはいつもツナがいた
小学校は別々だったけど家が近所だから毎日のように遊んだ
中学生になってクラスは別々だけど同じ学校なんだって楽しみにしてた
でも
ツナはあまり学校に来なくなった
噂で京子ちゃんに告白したって聞いたりして
ますますツナを避けるようになってた