REBORN短編
□君の笑顔
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山本くんは立ち上がってすべりだいまで走っていく
そして一気に逆から駆け上がった
「わっすごい」
「七篠も来いよ!」
「えっ無理だよ」
「ヘーキだって」
「えー」
私はしぶしぶすべり台をよじ登る
「うー…」
「そーそーいいかんじ」
山本くんは上でにこにこしている
(う…この笑顔に弱いんだよね)
「…七篠」
「えっ何?」
「俺の事…好き?」
「えっ!?わっ」
突然のことに驚いて私は後ろに戻りそうになる
山本くんは私の腕を掴んで上まで引き上げてくれた