短編

□やんきーべいびー
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「えぇーーー!?」




友達の絶叫が教室に響く




「ちょっと声大きいよっ」




クラスメートがちらちらこっちを見ている




「だって、あの男鹿に告られたんでしょ!?」




「知ってるの?」




「もちろん!喧嘩が最強に強くてそのときの顔はまるで悪魔だって!」




「そうなんだ」




有名な人だったんだなぁ




「あんた、本当に付き合う気?」




「うん!」




「なんでよりによってあの男鹿!?」




「私の心にキュンッてきたから」




(ダメだこりゃ)






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