ガッシュ連載
□第46話
1ページ/5ページ
GOLDEN ROAD
第46話 新しいクラス
ピンポーン
「おう、清麿」
「おはよう、ダン。春希はいるか?」
「それがよぉ…いくら起こしても起きないんだ」
「えっ?珍しいな…」
(いつもは早起きなのに…まぁ無理もないか…)
「(そうだ!)ニヤリ」
「なっなんだよその顔…」
「清麿、春希の部屋に行って起こしてきてくれよ」
「なっ!?何故俺が!?」
「まぁ聞けよ清麿」
ダンが俺の肩に手を回し、小さな声で話し出す
「お前らは幼なじみだろ?勝手に部屋に入っても怒られないし、春希の寝顔も見られるし…あんなことやそんなことも…」
「なっ」
「春希は鈍いから積極的にいかねーと気付かないぜー…あ、でも」
「?」
「実は清麿が死んだとき、人工呼吸したの春希なんだぜ」
「何ぃーっ!?」
「つーことで頼んだぜー」
ダンはニヤニヤしながらキッチンのある部屋に入っていった