夢主コラボ

□俺の嫁。
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「ねぇ…どう、かなぁ…?」



どきどきするユキに対し チェックは静かに目を通すだけ。 

突然パタンと雑誌を閉じたかと思うと、


「あなたの身体は、わたしだけが知ってればいいんです。不愉快ですよ!」


雑誌を放り投げ、足早に去っていくチェックに、その場にいた全員が唖然としたのは 珍しく怒った彼をみたからで。



「あうー、チェックぅ…」


『はっ! ユキ、大丈夫よ。ちゃんと話せば判ってくれるから。

 だから、泣かな…ーー。』


「ふぇ…。ふええ…。」


『あ〜〜…。』



こうなると手がつけられない どうしよう;;




「うわぁぁああん チェックに嫌われたよぉ。どうしよう! 
 
ムッカちゃん、雛ちゃん 私行くねぇーーーっ」 




「待ってよぉー!」と泣きながらチェックを追って走り出した。  


そしてついにある確信を得た




『ほうほう あの二人・・・・ヤったわね!』


「ムッカちゃん、その言い方は…。えっ、でもそうなの?///」



全員が騒ぎ出し、万太郎が「なんでだよー!」と大声で喚き散らしている間に 

雛とこっそり話す



(あの2人付き合ってるわよ。私にはわかるもの)

(そういえば、最近2人でいるところ見かけるね)

(雛?よかったじゃないっ。これで気兼ねなくキッドにアタックできるわよ)

(うん…。)

(あとでユキにも確かめなきゃね。最近 あーうーあーうー言ってたのは 
  
 チェックと付き合い始めたって言うつもりだったのね。) 

(そうなんだぁ)




「なぁムッカ、いいのか? 増えてるぞ」

『はっ?』



再びキッドが指を差す 




『コラーーーッ』


「キョ?」


『キョじゃないっ!』


「グギガー。」


『こ。・・・こらぁ!』




いつのまにかトリニから2期生4人組に。


スカーは またしても大声で



「おい、お前ら 誰と付き合うーー?」



『お前は中学生かァァアア!?』

「ムッカちゃん落ち着いてーーっ」


止めないで雛。

こいつ本気で殺らなきゃ!




「オレはムッカ一筋だ!」

「キョカッ 私もムッカですよ。」

「う〜〜ん ムッカも雛もユキ先輩もいいな グギグギ。 

 なぁ スカーは?」


「あ? 俺かー……。俺は、全員だな!!!」



アハハッ、ギャハハハ、グギガガ、キョカー



楽しそうね あなたたち;;
 
怒るのがバカらしくなってきたわ。



「さーて、全員そろったことだし。出かけようぜっ!」


スカーの声と共に オー!と高らかに拳を突き上げ「じゃあなー。」、 





「待て。ムッカに1票だ。」



その言葉にピタリと止まる2期生 



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