イベント部屋

□ホワイトデーにはキャンディを
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任務終わりの夕方 特になにを するわけでも なく ブランコ に座っている


「なぁ、ナルト」


「んー?なんだってばシカマル」


「ん。」


ぶっきらぼうに手渡された包み


「なんだってばょこれ?」

「3月14日はホワイトデー」

「おー!ありがとう」


「マーブル貰ったし。」


ガサガサと包みを開けるとオレンジ色のキャンディが入っていた。

1つ口の中に放り入れる


「ん〜うまいっ!」



「そりゃそうだ 奈良家特性 惚れ薬 入り キャンディ 」


「んなっ!?」


「お前は俺に惚れちまうぜ。」


くっくっ と笑う


そんな物入ってるわけない ただの キャンディ




「こんなん食わなくても俺 シカマルに 惚れてるし」

「うぇっ?!」


ガシャン と ブランコ から落ちそうになった


「にししっっ シカマル 顔真っ赤」


「違うっ! 夕日だっ 」



よっとブランコから ナルトが降りる

シカマルは顔を手でおさえながらうつむいている

「シカマルっ!」


「ちっ、 何だよ」
ふいっと 前に来たナルトを見た 瞬間



かがんだ ナルトに



キス




された





「んむっ!」




舐めてたキャンディを舌で口の中に押し込まれた

ちゅっ



「これでシカも俺に惚れるってばょ♪」


あまりの出来事にシカマルは思考回路が繋がらない


「にししっ じゃーな シカマル またな。」




シカマルは何も答えられなくて 一人ブランコに取り残される



「…ッ〜チッキショー!!」

当の前に惚れてるっつーの! これ以上惚れさせて どうしろっつーんだ!

キャンディの甘さに顔が緩み 赤らむシカマルでした


END
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