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□To the very end 〜最後の最後まで〜
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―10年前―
『俺のポテト、と〜んなよ〜!!』
『いいだろっ?一つぐらい。』
と、マックで会議中。
―そう。2人には甲子園のかかる大事な試合が待っていた。
『ところで。新しいサイン考えたんだけど。』
『何だよ?いつの間に考えたんだよ??』
『まぁ良いから良いから。』
…熱心にサインを教える敬浩。それに答える厚志。
『これで今年は絶対甲子園!…だなw』
とちょっと嬉しそうにポテトを食べる厚志。
『…おいっそれ俺のポテトだぞ!』
『細けぇことは気にすんなって(笑)』
『返せ。ほら返せよー(笑)』
この仲良しの2人
鈴木厚志と西澤敬浩。
2人はバッテリーとして今まで何十試合も戦って来た。
これからも数々の勝利をおさめて行くだろう。