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□怪我の功名
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サクラの呼吸がどんどん荒くなる。湯気がいろいろな感覚を鈍くさせていた。
「せんせ・・・。」
「ん?」
カカシの手がサクラの下腹部をまさぐる。泡の効果は絶大で、サクラの快感はいつもより倍増していた。カカシは耳たぶをはむっと咥えた。
カカシは左手でサクラの胸を愛撫したまま、等々右手をサクラの割れ目に滑り込ませた。
「!」
サクラがびっくりして体を捻り、カカシの右手の侵入を拒もうとする。しかしそれは無駄な抵抗だった。
カカシはゆっくりとサクラの秘部を撫で回す。陰唇や、入り口の周りを焦らすようにひたすら撫でた。
「あっ・・・つっ・・・。」
サクラの耳が段々赤くなるのが解る。カカシが舌で弄っていない方の耳も赤い。
抱きしめているサクラの体がどんどん熱くなっていくのをカカシは感じていた。
「気持ちイイ?」
カカシが問うと、一段と耳が赤くなる。
「うん・・・。」
(ほんと、かわいいなぁ、こういうとこ。)
カカシは、快感に素直になったサクラを更に強く抱きしめた。こういうサクラが見たくて、カカシはサクラを焦らすのである。
そしてサクラのこの反応は、カカシの更なる征服欲を掻き立てる。
「・・・溢れてる。」
「や・・・。」
わざとサクラの羞恥心を煽るような言葉を言ってみる。カカシの言う通り、サクラの秘部からは蜜液が溢れ、サクラの内腿を伝っていた。
カカシは、サクラの体から一旦離れると、シャワーのコックを捻った。
「わっ。」
勢いよく湯が流れ出し、サクラとカカシの体を濡らす。突然のことに、サクラが驚いて声をあげた。
「泡があったら、舐められない。」
「・・・先生・・・。」
露骨な物言いに、サクラは少し呆れたように言った。コックを元に戻して湯を止めると、カカシは、今度は前からサクラを抱きしめた。
「ん・・・はっ・・・。」
激しいキスをする。舌と舌が絡まりあい、淫靡な水音が浴室内に響いた。
チュッ・・・
チュク
「はっ・・・せんせっ、あっ!」
サクラの唇から唇を離すと、カカシはしゃがみ込んだ。
「脚、開いて。」
カカシがそう言うと、サクラは小さく開いた。こんな所で!?とサクラは思ったが、もうカカシは止める気がないらしい。
「エロい景色ー。」
「そういうこと、言わないでよ!」
サクラはやっぱり止めてもらおうと思い、脚を閉じようとしたが、カカシが腿に手を差し込んでガッチリと固めていたので、できなかった。
「すっごく濡れてる。」
「ん・・・。」
カカシはサクラの秘部に口を寄せた。指で割れ目を広げ、ゆっくりと熱い舌を這わせる。
「あっあんっ・・・。ああっ!」
ピチャ・・・
ジュプ。ジュッ・・・。
カカシの舌の動きに、身震いするサクラ。前にもされたことはあるが、立ったまま、しかもベッド以外の場所でされるのは初めてだった。
「あっあん。せんせ・・・!」
カカシは、指で皮を剥き、サクラの陰核を舐める。電流のような強い刺激がサクラの体に走った。
(気持ちイイ・・・。すごい・・・。)
カカシの舌の動きに、サクラは翻弄されていた。
やがて、サクラの秘部の入り口に舌が侵入する。
「あんっ!」
秘部の入り口を強く舐められたかと思うと、今度は陰核を指で刺激された。
舌と指の両方の愛撫が、サクラの快感の波を大きくさせる。
「せんせ・・・ああ!あんっあんっ。」
カカシは、指の動きを速めた。舌で秘部の入り口を舐めるもの忘れない。
「あ、あ、あんっダメ!!あーっ!!」
サクラは、耐え切れず絶頂を迎えた。
サクラの入り口がビクビクと痙攣したことで、カカシはそれを察する。
「ハァハァハァ・・・。」
サクラは立っているのがやっとで、壁に手をつく。カカシはそっと立ち上がった。
そしてキスをする。興奮が冷めないというように、何度も何度も舌を絡ませあう。
「・・・ごめん、ちょっと我慢できない。」
「え?」
唇が離れると同時カカシはそう言うと、サクラに後を向かせた。