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□pm7:00
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「先生、解ってるの?」
サクラの眉毛がクイと釣り上がる。
あ〜、折角のかわいい顔が台無し…。
「え?何が?」
「昨日は5回したのよ。」
サクラが手のひらをバッと俺に向ける。
5回?だっけ。忘れたな〜。
「そうだねー。」
でも一応賛同しておく。きっとあってんだろうし。
「おとといは3回よ。」
「そうだったねー。」
ピキッという音がしたんじゃないかってくらい、サクラの表情が厳しくなった。あ、やばい。逃げなきゃ。
「この絶倫野郎!!」
ベキッ
「…。」
咄嗟に構えたフライパンがベッコベコになった。うそだろ…。これが俺の頭だったら、と思うと、恐ろしいよ、ほんと。
「せんせい。」
あ、完全に怒ってらっしゃる。
「いい加減にして。腰が痛いのよ、腰が!!体もだるいわ!」
「サクラ、騎乗位で気持ちよさそうにしてたもんね。正常位でも自分から腰降って、クリ擦り付けてたし…」
あわわわわ。油を注いでしまった!
「それ以上言ったら殺すわよ。」
サクラがまた拳にチャクラを溜めている。きっと無意識なんだろうな、これ。
「とにかく、今日はしない!わかった?」
「っえー!?」
「えーじゃない!」
キッと制される。俺はもうさっきのでその気になっちゃってるんだけど。
こんなことなら、おっぱい触っとくんだったな。
「先生、今「おっぱい触っとけばよかった」って思ってるでしょ?」
「っえ?」
思わず変な声を出してしまった。
ななな何で解ったの?こんなタイムリーに。
「…とにかく、今日はセックスなし!解った?」
「…はい。」
ここまで言われたら、もう諦めるしかないよね…はぁ。
サクラは、ブツブツ言いながら、余ったごはんを食べ、食器を台所へと運んでいく。
あーあ。
「せんせー、もう洗剤がないよ〜!」
台所から声がした。あ、そうだ。出すの忘れてた。代えは流しの下にある。
「流しの下だよ。あけてごらん。」
「わかった!」
位置わかるかな〜。
俺は何気なくサクラの方を見た。
!!
「あった!」
俺の心臓が一瞬止まった。え?ええーっ??
この角度パンツ丸見えですけど!
収まりかけていた俺のナニが、再び熱を帯び始めた。
「サクラ…」
「ん?わっ!」
俺は瞬身の術を切って、サクラのすぐ後ろに移動した。
こんなことにチャクラ使って俺もバカだなーとは思うけどね。
「やっぱ我慢できない!」「わっやっちょっ。」
俺はサクラを抱え上げると、ベッドへと運んだ。
「きゃー!放せー!」
サクラのその声も、俺にはごちそう、かな。
いただきます。 笑
end.