神子のSS

□「いい加減にしろ」
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今日も俺は書庫に籠って、神子についての調べ物を為ていた。

「経明さ〜ん、こんにちは。」

あぁ、またあいつか…

「経明さん、またこんなところでこもってお仕事ですか。」

あいつとは今部屋にズカズカ入ってきた五月蝿娘だ。


「…無視ですか。
神子である私にそんな 冷たい態度とっちゃっていいんですかねー?」

ぴくっ

『すまないな、神子 殿今気付いた。』


俺が応えるとその愛らしい顔に、ニヤリと勝ち誇ったような笑みを浮かべ、俺の隣に勝手に腰を下ろした。

一々人の気に障る娘だ


「経明さん、眉間の皺が増えてますよ。」

急に目の前に亜桜兎の顔が近づいてきて、不本意ながら固まってしまった。(断じて、見惚れてた訳じゃないからな!)









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