外外物語
現実にいないあなたに
俺は"恋"したんだ。
夢の中のあんたは
幸せそうに笑ってて…
正直羨ましかった。
何度も
何度も
俺の名前を呼んで
笑って
幸せだったのに
夢から覚めると
いつもの毎日で…
現実にあんたはいなくて
どんなに願っても
かなわなくて…
でも…
会いたいと思うほど
遠くて
苦しくて
もう一度
会いたいと願うほど
会えなくて
忘れようとすると
よけい思い出して辛くなる。
馬鹿だな…俺。
あんたなんかに恋しなければよかったのに。
意地悪だよな…神様って。
なんで…
夢なんだよ。
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