†Heart door
□春眠暁を覚えず
2ページ/4ページ
本当は起きてるんだよ
君がベッドから出る時
顔を洗って
リビングへ向かう
美味しそうな朝食を2人分用意して
そして僕の元へ戻ってくる君
いつも変わらない光景
不変的な日常
だけど
毎日が新鮮で
それが嬉しくて
そんな事を考えるようになった
「ほら、今度こそ起きて」
君がまた戻ってきた
今度は
布団から顔を出して
「おはよう」
って言うと
「やっとね。おはよう」
って笑顔で返してくれる
そんな君の手を引っ張って
ベッドに引きずり込む