短い文章☆

□★クリスマス☆
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……準備ばっちりなのは、うん…。
宍戸さんは俺への一言は無いんだな…


宍戸さんらしいかな、うん。

宍戸さんの家に着いたら宍戸さんにたっぷり温めてもらおう♪


またしばらく歩いたら宍戸さんの家が見えてきた。もう少し……

もう少し……
あれ?


宍戸さんの家の前に立ってる人がいる…

誰だろう?セールスの人かな……


少しずつ宍戸さんの家に近付くと、家の前に立っている人が誰だか分かった。



「……宍戸さん…」

回りをキョロキョロ見渡してる宍戸さんが、俺に気付いて手を振っている。


俺は、買ってきたケーキの存在なんて忘れて、宍戸さんに走り寄った。


「宍戸さん!あのっ、なんで外にいるんですかっ?!外、寒いでしょう??」


俺が詰め寄る様に言うと宍戸さんは拗ねた顔になった。


「…ぅんだよ。喜ばねぇのかよ…」


「え……?」


宍戸さんが言った言葉の意味が俺は分からなくて、首を傾げる思いだった。
だって、外は凄く寒いから…


「お前がメールで『早く会いたい』なんて送ってくるから、ちょっとでも早く会えるよに外で待ってたのによ…。お前の反応がそんなんじゃ…」






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