novel.01
□暇潰し 前
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暇だった。それはもう腐る位に。
まぁ抗争が無いのも良いことだし、平和が一番。
でも、退屈は人を腐らせるんだよ、これ厄介。
それで思いついちゃったんだよなぁ。何って良い暇潰し。
思い立ったら即行動(まぁ面白そうな事には積極的だし?)
そんなこんなで、ある人に頼んであるモノ作ってもらいました
もちろん支払いはポケットマネー。私事だしね。
何より他の奴に見つかったら即没収→処分って事になりかねないし。
届いたのは特殊弾。特別注文の新作だよ、スゲー!
一日で届くあたりが特に。開発には思ったより時間がかからなかったらしい
さすがウェルデ、さすがアルコバレーノ。
さて、次は獲物・・・・いやいや、実験体?を探さないと
綱吉は特殊弾をセットした銃を持ち、上機嫌で執務室を後にした
(ディーノさんは想像付くよ。ウィーン少年合唱団風?絶対そんな感じ。
第一他ファミリーのボスだし駄目だよ。無理。
隼人とか武とか恭弥とかジャッポーネ幹部組は想像つくし、イマイチ面白くないんだよなぁ)
廊下を歩くドン・ボンゴレは悩んでいた。なかなか適材が想い浮かばないらしい
カツカツと廊下を歩く先に、見知った後ろ姿を見つけた。
「あ、ランチア」
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