那岐の部屋

□¶想いを届けるために¶
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書庫に居た。


あしゅびん?この部屋ってこんなに広かった?
「誰か探してるのか?」
声掛けられた。


常世メンバー勢揃いか…


風早るーとだったかな?
えいかもしゃにも居た。


「あ…いや」
僕は、声も掛けられずに、自分の部屋へ急いだ。

あしゅびんが…何故か追ってきた。
「待てよ!」
「…っ?」

「リブにお茶入れさせるから一緒にどうだ?」
「あ?えー」
断る理由が見つからない。「美味いぞ!」
「後で行く!」


黒雷…強かったな…
ふっと思い出し笑った。

たしか、かりがねに貰った桜のクッキーが…




「お!クッキーか?」
何故か嬉しそうだ。
甘党なのか?



リブの入れたアップルティーは、クッキーと相性がある。
「勝てるかな?」
僕のつぶやきが聞こえたのだろうか?


「勝てないと…困るな」
確かに…




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