那岐の部屋

□‡なっとお‡A
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1周年記念作品!続き?


移動できたかな?ふうっ!「那岐?」

「付いて来てますよ!」
ふふっ!後は誰?

「ふつひこがまだ…」
え?
とーやがふつひこを気にしてるの?

「忍人は来てる」
はあ?
「ふつひこは…さざきと何やら話があると」
ふーん?

「那岐は…誰を待ってるんだ?」
え?
「別に…誰が来るかなんて気にしてないけど」
嘘だけど…ふふっ!だってなっとおだし…ね!


「風早?」
「何です?」
柊が内緒話?
「何?」
不機嫌全開の那岐?
「いえ…何でもありません!」

はあ?
ったく!
「あのさ…まあ構わない」
ったく!まだ怒ってるのか?

「ふつひこが来たみたいですよ!」
ったく!こんな時に…
「遅くなって…那岐?すまない…」
自分が叱られたと思ったふつひこは俯いた。

「ふつひこ?那岐はおまえを叱った訳じゃない」
ん?
とーやが僕の代わりにふつひこを宥めてくれた。

「さざきは?」
羽の音がしなかった。
「…かりがね殿と一緒に来ると」

ふーん!
「あ!あしゅびんとりぶが来たみたい…ですよ」
風早が嬉しそうに報告。

「風早はあしゅびんを待ってたのか?」
え?いいえ!
「遅くなった…なーさてぃあは…姫とその…」
えー?
なーさてぃあルートなんて有ったんだ…へえ?

「そう言う事でオレはリブと二人だ!」
お茶どうぞ!
リブがポットごと持ち込んだ。

「で、メインは何?」
え?
とーやが僕に耳打ち?
(さざきが全部用意するって話だった)

「困りますね!風早?」
はあ?
「ええ、まあ」
良いんじゃないですか?なっとおで…

え?
「なっとお三昧とかか?」
ふつひこが真っ赤になって答えた。

「ふつひこ…」
柊が肩を竦める。
あ…いや…
「冗談…だろ?」
僕がまさかの助け船を出した。仕方ないだろ?

「那岐…」
ふつひこの瞳が潤んでる?「なっとおの次はナップですか?それともとおふ?でしょうか?」
柊が楽しそうに笑いながら言う。

な、何勝手な事…僕だけ蚊帳の外だった。
「那岐…気にするな!」
忍人が腕を掴んで言う。

「忍人?」
とーやがにっこり笑った。「遅くなった」
巧い具合にかりがねが到着したみたい。
「宴会係のさざきは?」

ああ…なーさてぃあを呼びに行った。
「なーさてぃあルートじゃなかったのか?」

「姫と一緒に来るらしい」
また喧しいヤツ…ふうっ!ペット一緒じゃないだろな!
まさか…風早?

つづく
2009.10.18.
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