捧げ物
□君は僕のシモベ
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さらに震え上がったトゥーンは、ついに白状した。
「リュ・・リュカが・・屋敷に入って・・・いったのを見たんだ・・・」
弱弱しく呟くトゥーンの耳元で小さく礼を言うと、ネスは屋敷の物置を目指した。
その後姿を見てトゥーンは激しく後悔した。
つい自分を優先してリュカの隠れ場所をばらしてしまった。
その後ろでピカチュウ達がこっそり話し合っていた。
「なんか今のネス、今までより恐かったような・・・」
「マズイよ。もしこの状態でリュカが見つかったら何されるかわからないよ・・」
その頃リュカは誰も来ないことに安心して浅い眠りについていた。
そして地下室の扉が音もなくゆっくりと開き、ネスが入ってきた。
奥に進むとクローゼットの後ろで寝ているリュカを見つけた。
「見〜つけた・・フフ、こんな所で無防備に寝ちゃって・・」
するとネスはリュックから足枷とロープを取り出した。
それを使ってリュカの手足を縛り始めた。
手足に痛みを感じたリュカは、ゆっくりと目を覚ました。