捧げ物

□彼女こそ俺のDestiny
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「「はぁ!?」」

お互いの発言を聞いて、二人同時に聞き返した。

「愛のブローチって何だよ?」

「そっちこそ愛の花束とは何なのだ?」

3秒ほどの沈黙の後、お互いは我に返り、落ちたプレゼントを拾い上げた。
マリオの花束は薔薇がボロボロになり、クッパのブローチは宝石の部分がひび割れていた。

「おい! お前、どうしてくれるんだ! ボロボロになったじゃないかっ」

「何だとぉ!? 元はと言えば貴様が花束に気を取られてちゃんと前を見ていなかったのが原因ではないか!」

その発言にキレたマリオはいきなりクッパを指差して叫んだ。

「おのれぇぇ・・・もう乱闘で決着をつけるしかないようだな・・・!」

それを聞いたクッパはニヤリと笑った。

「いいだろう。受けてたとうではないか。しかーし! 負けたらプレゼントを弁償し、ピーチ姫を諦めるのだ!」

「っ! い、いいだろう。まぁ俺が勝つからいいけどなっ」
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