捧げ物
□彼女こそ俺のDestiny
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場所と時間を決めた後、どっちが乱闘用マシーンに予約を入れるのかをジャンケンで決めた。
結果、クッパが負けた。
「くそぅ・・・爪が食い込んでグーが出しにくいの知っていてチョキばかり出しおって・・・」
「俺はそんなの知らんよ。じゃ、まかせたぜ」
爪が刺さって痛いけど握り拳をしてクッパはマリオの後姿を睨んだ。
その後クッパは乱闘用ロビーに向かい、マシーンに予約した。
「場所はルイージマンション、時間は午後の8時・・・と、後これも入れておくか・・・グフフ」
「あら、クッパじゃない」
いつの間にかクッパの後ろにピーチがいた。
ピーチは驚いているクッパを見て笑った。
「今夜マリオとの乱闘があるみたいじゃない。見に行くから頑張ってね」
そう言うとピーチはロビーから出て行った。
「・・・愛しのピーチ姫の為にも負けられないのだ・・・」
時間は刻々と進んでいき、気がつけば時計は7時50分を示していた。
「そろそろ・・・行くか」