捧げ物

□彼女こそ俺のDestiny
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部屋を出て、ロビーに入り予約した部屋に入った。
来るのが早かったのか、まだクッパは来ていない。
暫く待とうと思ったマリオは、座って待とうとした。

―――その時、何処からともなく「ヨースター島」の曲が流れた。

「!? 何だこれは?」

「ガッハッハ! 遅かったな、マリオ! 上を見るのだ!」

言われたとおりに見上げるとそこにはクッパクラウンに乗ったクッパの姿があった。

「今回は派手な登場だな。それにしてもこのBGMなんだよ」

「これは気にするな」

そう言うなりクッパはクッパクラウンから飛び降りた。

「ルールはストック1の時間無制限だったな」

「そうそう、愛しのピーチ姫がこの試合を観戦すると言っていたぞ」

それを聞いたマリオは、自然に拳に力が入る。

「さぁ、始めるのだ!」
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