捧げ物

□彼女こそ俺のDestiny
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するとクッパは甲羅にこもり、高速回転したかと思うと猛スピードでマリオのほうに飛んできた。
マリオは慌てて緊急回避をし、ギリギリで甲羅の突進をかわした。

「危ねぇ・・」

「ガハハ、どうしたマリオ。貴様が弱いと面白くないぞ!」

挑発だとも解らずマリオはクッパにダッシュし、スライディングをした。
それを見切ったクッパはマリオの足を掴んで崖際に放り投げた。
マリオはなんとか崖に捕まることができた。が、もう崖際にはクッパが待ち構えていた。

「終わりだな・・・マリオ」

するとクッパは口を開き、火炎放射の体制をとった。

(こんなことでピーチ姫を諦められるか!)

ピーチの事を強く思ったその時、マリオの中であるアイデアが閃いた。
素早くポケットから拾っておいたバナナの皮をクッパの口に放り込んだ。

「ぐっ!? 口になんか入ったのだ!?」

「今だ! 食らえ!」

クッパが怯んでいる隙にマリオは素早く這い上がり、クッパにキックとパンチの連続コンボを決めた。
そしてフィニッシュはファイア掌底で決めた。
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