捧げ物

□探偵だよ リンクさん
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「いいんだ。大丈夫だよ。それに今日は当番だし・・」

「当番? なんか学校の飼育係みたいな言い方だなぁ」

俺の発言でネスは「しまった」というように焦りだし、両手をバタバタさせて後ろに後ずさった。

「あ・・・なんでもないよっ! 兄ちゃんには関係ないから! じゃあね!」

そういうとネスは急いで食堂から出て行った。廊下に出てみるともうネスの姿は見えなかった。
何だかよく分からないが、何か隠している事は確かだ。
そう確信した俺は一日子供達を監視することにした。

朝8時。俺はメンバーの人数分の朝食を作った。

「「いただきま〜す!」」と声が響き、皆目玉焼きをほお張った。
特にカービィとドンキーは毎朝朝食を楽しみにしてくれている上によく食うから作り甲斐があるってもんだ。
ふと子供達のほうに目をやると何やらヒソヒソと話し合っている。
俺は聞き耳を立ててじっと会話を聞いた。

「危なかったよ・・・もう少しでリンク兄ちゃんにバレる所だった・・」

「気をつけなきゃね・・明日はリュカが当番だよ〜」

「うん。バレないように気をつけるね」

何を隠しているんだろうか。
俺は引き続き会話を聞いた。
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