捧げ物
□探偵だよ リンクさん
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「それとさ・・・当番表誰が持ってる? 確かポ・・・」
「リンク? どうしたの、さっきからしかめっ面して・・」
会話に意識を集中していたせいか、いきなりゼルダに声をかけられて驚いた。
もう一度子供達のほうを見るともう会話をやめて食事を楽しんでいた。
「なっ・・・何でもないぞ! ハハハ・・・はぁ」
当番表?それを取り上げられれば何を隠しているのか分かりそうなのに・・。
確かリュカが最後に「ポ」とか言っていたが・・・。もしかしてポポの事だろうか?
そう思った俺は午前中ポポをマークし、監視した。
ポポは午前中は乱闘でうまっていた為、監視は午後にした。
乱闘が終わり、ポポは午後からネス達と庭で遊び始めた。
「・・・なんか」
「どうしたの〜?」
「なんか嫌な視線を感じるんだけども」
ポポはそう言いながらリンクが隠れているすぐ横の茂みにアイスショットを打った。
リンクは間一髪で避けたが、茂みは凍りついていた。
「やっぱ何でもなかったみたーい!」
「そっか、それならよかったよ!」
一方隠れていたリンクは・・茂みの影でブリッジの体制で冷や汗をかいていた。
「あぶね〜・・・アイツ、ほぼ的確だったぞ。今の」