捧げ物
□探偵だよ リンクさん
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薄暗い小屋の中でリュカがしゃがんで目の前に居る何かに餌をあげていた。
よく見ると星型で小さな桃色の生物がおいしそうに餌を頬張っている。
ここまで来たら問い詰めるしかない。
そう思った俺は小屋に入り、リュカを呼んだ。
「リュカ･･その生物はなんだ？」
するとリュカは飛び上がって恐る恐る俺の方を向いた。
「り･･リンク兄ちゃんっ、後つけてきてたの！？」
「まあな･･それよりそれは何だ？」
リュカは何でもないよっ、と後ろにいる生物を隠すが、星型の生物はリュカの後ろで暴れていた。
「あっ･･コラ！ 出てくるなよ･･････あぁ」
ついにリュカは観念したように、後ろに隠していた生物を俺に見せた。
すると後ろから数人の足音が聞こえ、小屋に入ってきた。
「今まで隠しててごめんなさい･･･。全部話すからこの子の事見逃して！」
入ってきたネス達は頭を深く下げてリンクにお願いした。
こんなに頭下げられてもな･･･と思った俺はなんとか子供達の頭を上げさせて事情を聞いた。
「この子･･『ピィ』っていうポケモンなの。この前森で遊んでたら見つけて･･･お腹も空いてたみたいだから･･それで･･」
「最初は屋敷に連れて行こうと思ったんだよ･･･でもサムスさんとかに怒られるの目に見えてたし･･」
ピカチュウとポポの説明を聞いてある程度納得した。