捧げ物
□とっかえっこ
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「何このおっさん顔、スネークさんみたい・・って僕本当にスネークさんになっちゃったの!?」
リンク兄ちゃんの言う通り、僕は本当にスネークさんになってしまったようだ。
でもおかしな事に声だけは僕の声だ。
スネークさんの姿で僕の声は・・絶対合わない!
早く元に戻らなきゃ、と思い急いで騒ぎ声の聞こえる一階に降りてみることにした。
大広間の前でメタナイトさんとポポ、ナナ、そしてルカリオさんがなにやら話していた。
するとメタナイトさんが僕に気づいた。
「あ、スネークさん! じゃなくて・・・中身はリュカだよな・・」
「その声はトゥーンだよね・・てことは・・」
僕は残りのポポナナとルカリオさんを交互に見た。
「僕、ネスだよ。リュカも入れ替わっちゃったんだ・・よりによってスネークさんとか・・」
ルカリオさん姿のネスはスネークさん姿の僕をまじまじと見つめている。
てことはポポとナナは・・?
「僕がポポで」
「私がナナ」
二人共姿と声が入れ替わっていた。
隣でネスが「あまり変わらないなぁ」と呟いてた。