ブック
□貴方がいるから。
1ページ/1ページ
「ふぅ・・・・」
華やかなダンスパーティ。
いろんな人が誘ってくれたけど私は誘いには乗らなかった
コテージにでて夜空を眺める
そこには満天の星。
「綺麗・・・・」
後ろから足音が聞こえて来る。
「一曲どうですか?」
「遅い。」
振り向かないまま怒ると後ろから抱きしめられて思わず体温があがる
「悪かった。」
「ホントにそう思ってる?」
「ああもちろんだ」
あんまりにも申し訳なさそうに言うから振り向くとニールは固まっていた
「ニール?」
「綺麗だ・・・」
「はい!?」
「あー・・・もうおまえは可愛すぎだろ・・・お手をどうぞ?マドモアゼル」
そういってうやうやしく手を差し延べてくれる
私はこの手に守られてきた
そしてこれからも・・・
「よくてよ?ムッシュ」
宝石やドレスなんていらない。貴方がいるから(可愛い。)
(!!ニールもかっこいい・・・よ)