拍手御礼小説

□ファースト・ラブ
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☆人生ってやつは…☆







あいつとの出会いは最悪。
もちろん、第1印象も最悪。


けどまさか、こんな関係になるだなんて………人生ってやつは、本当に分からない。










「……何考えてるの?」








ベッドの脇に座ってため息を吐いていた俺の顔に、影が差す。

ぬっと、後ろから忍び寄ってきたその影は、かすかな衣擦れの音と共に、俺の身体にその逞しい腕を巻き付けた。




力は篭っていないのに、外せない拘束。




それが分かっているから、わざと力を込めないこいつ。
それが分かっているのに、逃れられない俺。







本当に、どうしてこんな事になってしまったんだろう。







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