白猫と見る夢
□青春=混沌!? 僕らのスクールライフ
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side静華
「銀八ぃ、てめぇ自分が受け持つクラスの入学式フケルとか何考えてやがんだっ、あぁ!!」
突然私達の入学式に乱入して来たのは死んだ目をした銀髪の男と赤いスーツの女性でした
「ちょっ!!学園長、マジスイマセンっした。だから勘弁して」
「あぁっ!?スイマセンですんだらサツはいらねぇんだよ」
どこのヤンキーですか!?
「潤、ストップ。それ以上は生徒の前ではできないわ」
周りの先生達がヤンキーみたいに暴れる赤いスーツの女性の事を止めていた
…っていうか学園長だったんですか!?あの人
「銀八ぃ、お前後で学園長室来い。シバく」
それだけ言うと学園長は銀髪を放り投げて壇上に躍り出た
「あたしが空衣学園学園長、哀川 潤だ。てめぇらも長ったらしい話し聞くの嫌だろうから速攻で終わらしてやる。てめぇらは今日からあたしの生徒だ。てめぇらの安全はあたしが保証する。だから…てめぇらはここでの生活を精一杯楽しめ。そしておおいに学べ。以上。後あたしを名字では呼ぶな。あたしを名字で呼ぶのは…敵だけだ」
それだけ言うと彼女は壇上を颯爽と降りていった。銀髪の男に蹴りをかましながら