白猫と見る夢
□青春=混沌!? 僕らのスクールライフ
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大荒れの入学式が終わり、俺達は教室に入って来ていた
こなたは友達の下へ行ったため俺は萌太と二人で話していた(二人とも名前呼びを許してくれた)
「こんにちは、萌太君」
「よお、死神」
すると萌太の友人であろう二人が話しかけて来た。
「いー兄と零崎ですか。ああこちらが」
「いいよ萌太、自己紹介くらい自分でやるさ。俺は石吹 悠弥だ」
そうやってきた二人に挨拶をする。片方はまるで死んだ魚のような濁った目をして片方は銀髪のまだら髪に顔面刺青という奇抜な二人組だった
「ああ、僕は好きに呼んでくれて構わないよ。一応いーちゃんとかいの字とかいっきーとか呼ばれてるけど」
「俺は零崎 人識だ。人識って呼んでくれていいぜ、よろしく、悠弥」
笑いながらそう言う人識とあまり表情を変えないいっちー
「こちらこそよろしくな、いっちーに人識」
ちょうどそう言った時、俺達の担任らしき人が入って来た
それは
「ギャーギャーギャーギャーうるせえ、発情期ですかこのやろう」
少しボロボロになっている死んだ目をした銀髪天然パーマ…
学園長に蹴り飛ばされていた奴だった
『………っへ』
「だからお前らの担任は俺なんだよ。あー学園長このやろう、容赦なく殴りやがって…俺の一張羅ボロボロじゃねぇか」
いや、あんたが入学式フケなきゃ良かっただけだろうそれより……目の前の天パは今何をぬかした
『嘘だーー』
クラス全体が大きくどよめいた