白猫と見る夢
□青春=混沌!? 僕らのスクールライフ
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みんなが銀八に一通り攻撃した後で園崎が帰ろうとする銀八を縛り上げ園崎の司会進行の下クラス委員決めが始まった
「っていう訳で誰かクラス委員やってくれませんか?」
もちろんクラス委員なんてめんどくさい仕事を自分からやってくれる奴なんている訳は無いのだが
「それじゃあそのままお前がやればいいじゃん」
「…あのですね、私としてもやっても良いんですけど後ろの担任が喜びそうで嫌なんですよ」
人識の問いかけに園崎は即答した。それは確かにそうだ。間違いなくアイツのせいで面倒が増える
「…すまなかった。確かにそれは嫌だわ」
「分かってくれましたか。それじゃあいたいけな女子を助ける為に誰か出てくれませんか?」
園崎がそう言った瞬間教室が静まり返った。誰だって面倒はごめんだ
「…ッチ」
いやいや、いくら名乗り出ないからってスタンガンをカチカチするのやめてくれ…それはいたいけな女子の行動じゃ無い
園崎が少し苛立ちはじめたそんな中
「…仕方ないな、俺がなろう」
この沈黙を破り一人の男子生徒が名乗り出た
「えーっとあなたの名前は…」
「ルルーシュ・ランペルージだ」
その黒髪のせんの細い男子生徒はそう名乗った。
「ルルーシュ君ですね。わかりました。それではここから先はお願いします、ルルーシュ君」
園崎は漸く自分の仕事が終わった事に満足したのか銀八から離れたいのかわからないがそそくさと自分の席に着いた