11/20の日記

17:01
紅い華は世界を見限る(紅に染まる〜)
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「はぁ、はぁ、京子さん」

「何? 小雪ちゃん」

「一人で死ぬには勇気が足りないんです。一緒に死んでくれませんか? 」

「……わかったよ。小雪ちゃん。もう、どうしようも無いもんね」


並盛高校跡地。慰霊碑にもたれている傷ついた二人の少女がいた

全てが崩れ落ちたのはある日。人類最愛が現れてからだった

彼女は裏世界に愛された。それはとてつもなく

そんな彼女を私と京子さんは受け入れられなかった。なんというか気持ち悪い。まるで私達は彼女を満足させる為のモノだと言わんばかりに

彼女はそんな私達が気に食わなかったのだろう。ただ一言

「小雪ちゃんと京子ちゃんが私を殺そうとしてる」

それで世界は大きくひっくり返った。人類最強は名前で呼ぶのを許さなくなり、死線の蒼は私達の罪を公にし、殺人鬼には命を狙われ、学園は追い出された

何もかもが崩壊した。信頼も友愛も安息も未来も……愛情も

八方塞がりで四面楚歌


はぁ、やっぱり私達は幸せになっちゃいけないんですね

「京子ちゃん……って呼んでいいですか? 」

「なんか今更だね。いいよ、もちろん」

「それじゃ、京子ちゃん」

「うん、小雪ちゃん」

「「またね」」





「「ふっざけてんじゃねぇっ!!」」

私達が覚悟を決めた時、そんな声が私達を貫いた

「ひ、零崎君、い、匂宮君……戯言遣いさんに紫木さんまで」

そこには大好きだった彼らがいました。一人は違うけど

「つれないな〜、小雪ちゃん。名前で呼んでくれよ」

「嫌です」

「強がんなよ。せっかく世界に革命でも起こそうと思って来たのに」

「えっ……」

予想外の言葉に私は声を詰まらせます

「二人の言う通りだよ。ぼく達は味方だ。君は嫌だろうけど」

「そうです。小雪ちゃんは姫ちゃんの親友なのです」

「舞織ちゃんも二人の事信じてたぜ。ただ兄貴達に手は出せないって言って……自殺しちまった」

「学園の連中もだ。策師、言ってたぜ。『勝てるとは思ってませんでした。でもあの二人は逃がすことができた。小雪は私の事恨んでるでしょうね』って。かっくいー」


みんなの言葉を聞いて私は顔を上げます。そこにいたのは紛れもなく変わらないみんな

「笑えよ。そして行こうぜ。革命でもお越しに」

私は笑いながらその言葉に応えた

「そうですね。精一杯足掻いてみましょうか」






スイマセンでした

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01:06
いーちゃん姉主ネタ設定
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いーたん姉主ネタ

名前は不明。いーたんの姉(上)だから自称あーたん。他あーちゃん、あっちゃん、イノウエさん

妹であるハルちゃん(遙奈)が姉妹のレベルを超えて大好き。弟であるいーちゃんは憎いけどやっぱり愛おしいらしい

極度の死にたがり。もしかしたら死んでいるのかもしれない
人が自分の生を徹底して否定しない限りその人の下へ現れる。本人曰わく錯覚

いーちゃんは遙奈と一緒に死んだと思ってる。遙奈が好きだった彼女の事を思ってかもしれない

その為いーちゃんの前には現れられないしいーちゃんも認識できない

死にたがりなのは遙奈に会うため。死の先が無だと考えてはいるが……

容姿は肩までの黒髪と黒い瞳。いつも笑顔。服装はコロコロ変わる。ナース服が至高らしい

一応通り名的モノがあるとすれば『半死半生』『噂をすれば影』

とりあえず下にネタを書いてみた

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01:05
いーちゃん姉主×首
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「やあ、折原君。久方ぶりだね。それにしてもこんな自殺志願者の集まりなんて君は興味なんか無いだろう」
「ああ、それはすまなかったね。君の計画を崩してしまって。おや? 何でそんな顔をしてるんだい。折原君は違うみたいだけど私は自殺しに来たんだよ。そのためにわざわざ死装束代わりに真っ白な服を着て来たんだから。君達もそうだろう。どうせ死ぬんだから……関係ないじゃないか。いやあ、君達みたいな可愛い女子高生と一緒に死ねるなんて私は幸せ者だね。ところでそんな君達に一つばかり聞きたい事があったりするんだ」
「死んだ後ってどうなると思う? 」
「あぁ、一応意見は持っているんだ。偉い偉い。さて、聞いた以上私も意見を述べなきゃいけないと思うんだがいいだろうか? まあ拒否らないで聞いておくれよ。私が思うに人が死んだ後は多分何も無いんだよ。視覚も聴覚も人間の器官に基づいている物だし感情は脳に基づいている物だ」
「世に言う心霊現象と言う物はその人の認識のズレによってできているんじゃないかな。まあどうでもいいな。すまない、戯言だった、気にしないでくれ」
「ところでもう私達は死ぬんだろう。だったら死ぬ前になんかしないか? 」
「例えば銀行強盗だとか」
「はは、冗談だよ。さて、そろそろ気合い入れて死ぬ事にしようか」
「ここで大発表だ。実はドリンクに遅効性の毒が入ってました」
「あれっ? 反応し過ぎじゃない? もしかして死ぬ気なかったのかい? 」
「なら折原君の事も水に流して早く家路につく事をオススメするよ。もう女の子の一人歩きは危ない時間帯だし。ああさっきの毒のくだりは戯言だからね」
「ごめんね、折原君。お詫びと言っては難だけど私の事、殺してよ」
「ん、このやりとり? 多分通算17回目位じゃない? そのたびに折原君は私を殺してるけど」
「何で生きてるか? さっきも言ったけどようは錯覚なんだって。君が私が生きてる事を還付無きまでに否定すれば君はもう私を認識しなくなるよ」
「してるって? 都市伝説聞く度に思ってない? 生きてるんじゃないかって? 」
「それじゃダメだ。私の弟のようにきっちりかっきり否定してくれないと」
「とりあえずまたいつもどうり殺してみる? 」
「……この感覚を忘れるなよ折原君。私は死んだんだ。もう一度言う私は死んだんだ」
「じゃっこれっきりで」


首×戯言。戯言要素薄いけど。いーたん姉主。設定は多分これの上

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