11/28の日記
21:12
戦国澄百合雑賀衆
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世は戦国乱世。血で血を洗い力ある強者が天下を志す戦国の世の中、流れ者として戦場をさ迷う集団があった。
雑賀衆
戦国最強の傭兵集団と名高い彼らは南蛮伝来の鉄砲を積極的に用いていたとされている。しかし彼らの銃器は南蛮伝来の物より黒く重い。
「今回の戦、どちらにつくつもりだ」
「おや孫市さん。貴女のお考えは?」
軽々しく鉄製の銃器を掲げながら問いかける棟梁、雑賀孫市の言葉に妙齢の女性はくつくつと笑いながらキセルをふかす。その姿は同性である孫市からしても非常に艶っぽい。
「おや孫市さん、欲情かい?私ならいつでも相手になるよ」
「抜かせ蛍。お前となんか吐き気がする」
「酷いじゃないか」
さして残念がった様子もなく蛍はニヤニヤとした笑みを浮かべキセルを吹かす。
「当然だ。で、どちらにつくかだったよな。勿論本願寺だ」
「さすがだねぇ、孫市さん」
「俺の事を伊達や酔狂と思わないお前もなかなかだよ」
そう言って孫市もにやりと笑う。
「坊主は儲かってる分金払いも良いし負け戦をひっくり返すってのも悪くねぇ」
「くっくっ、となると魔王退治か。腕がなるね。我ら澄百合が誇る鉄砲と軍略お見せするとしよう」
「お前らも支度しな。今回の戦、大仕事になるよ」
例え相手が魔王だろうと鬼という訳じゃないんだろう。まぁ鬼退治だろうと今度は負ける気がないがな。そうだろ、子荻。
「雑賀衆、出陣だ」
「澄百合学園実戦部隊第五中隊、作戦行動開始」
澄百合学園の戦国トリップ。傭兵だしあうかなと適当に
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