07/30の日記

05:59
少々、創作遍歴等を記載。
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 七月は忙殺される月で、更新頻度が減ってしまいます。待って下さっている方、申し訳ありません。少しずつではありますが、進めていますので宜しくお願い致します。
 さて、今日は私の生誕日であります。更には、創作活動三十周年でもあります。何がある訳でもありませんが、記念に私の創作遍歴でも記載していこうと思います。
 最初は、授業の一環で教師が
「この一枚の地図から、想像して物語を書いてみよう」
と提言した事がきっかけでした。文章を書く、それも創作するという事に初めて挑戦したのですが、その楽しみと無限性に虜になってしまいました。
 本来ならば、このまま「小説家になりたい」等と云う夢を持つのが普通でしょうが、私の場合そうも言ってられぬ状況であったので、物を書くのは趣味の範囲で留める事に致しました。
 ある時、学校の友人から
「姉の同人誌に頁数合わせで少し参加してくれ」
と言われ、訳も判らずに同人誌デビューしてしまいました。ああ、あの頃は日向章一郎的文体でしたね。あの方も、ライトノベルの走りだったような気がします。そして手書き原稿…今では信じられないでしょうが、ワープロを使える人すらまともにいませんでしたね。
 それがたまたまキャプテン翼のファンジンだったのですが、キャプテン翼自体をあまり知らなかったので
「まずは原作ありき」
と思い、友人からコミックスを借りて読破しました。そして、最初に書いたものが紙面に載ったのですが、それを見て
「ああ、まだまだ勉強不足だな」
と実感。更に追い討ちをかけられるように、友人から
「君は世間とは違ったカップリングが好きだね、もっとメジャーなのやったら」
と言われました。その頃は、メジャーじゃないカップリングは淘汰される立場にあって、発表する場も限られていたのでそれこそ皆一様に右ならえの姿勢でしたね。
 一時期は、それに屈しようとも考えました。が、それが間違いだと気付いたのが、少数でも私と同じようなカップリングを好む方々の存在です。そこで、私のスタンスも決定しました。
 喩え少なくとも、自分の文章を磨けば振り向いてくれる方がいる。同人誌というのは、それを許容する力がある筈だ、と。故に、私はオリジナルもパロディも、質を落とさぬように切磋琢磨する。
 私の好きだったカップリングを書いても面白くないでしょうから、それは割愛致します。しかし思い出すと、見事にマイナージャンルマイナーカップリングに偏っていました。どうやら私には、ひねくれた反骨精神があるようです。
 今ほど同人誌という存在が世間に浸透していない時代、それはサブカルチャーとして日陰者の趣味でした。どうして今ではこんなに受け入れられたのか、私は詳しい事は判りませんが…しかし、あまり大っぴらにされても嬉しくないと感じています。秘すれば花、と云うではありませんか。節操の無い露出で、世間での評価が微妙なものにならない事を祈っておりますが。
 さて、次回の更新はリクエストを頂いておりましたDQHネタで勇者×クリフト、ピサロ×クリフトです。今回も気合いを入れて書いておりますので、もう少しお待ち下さい。

 では、皆様も猛暑に負けず、元気に夏をお過ごし下さいね。不肖中畑、これで失礼致します。

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