MaIn...
□愛さなくてイイ。愛してないカラ。
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君が捨てた。
俺が捨てたんじゃない。
イカレた、哀情を・・・―
...01
バシンッ!!!
コンクリートで壁一面埋められた空虚な密室に、撓る鞭の音が響き渡る。
「・・・・ッアア!!」
悲痛なまでに聞こえる啼き声。
「ホラ、もっと啼けよ?」
冷徹な声も持ち主は、欲情に目を染めた麗だった。
「・・・・んで・・・んな事するん・・・?」
涙ながらに麗に答えを聞こうとする葵。
「葵サンが好きだからに決まってるじゃん」
偽りの笑みを浮かべながら、そう言い、葵の顎を掬う麗。
「よく言うでしょ?悪戯は愛情の裏返し≠チて」
・・・悪戯。
麗が葵に行ってきた事は、悪戯なんてレベルじゃない。
陵辱≠セ・・・・。
「毎日イッパイ出しすぎて痛いんじゃない??」
そう言って麗は葵のモノを縛る。
出せないもどかしさが葵を襲う。
「今日は何しよっか」
麗は葵を四つん這いにさせる。
「なっ・・・何や?」
「ア●ルセックスしよっか♪」
その麗に葵は驚く。
痛みが半端じゃないのだ。
「いッ・・・イヤや!!」
体勢を変えようとしても、がっしりと腰を掴まれていて動けない。
「ぁれ?葵さん・・・ 俺に逆らってイイの??」
今度こそ、何をされるか・・・
その恐怖だけが葵を突き動かした。
「ゎ・・・解ったから・・・早く・・・」
「葵さんは俺のだからね、俺が葵さんのご主人様なんだよ??」
「ぅん・・・・」
どうして、
こんな風な歪んだ愛に、
変わってもうた・・・・?