Poem 2008


□負け犬の歌
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気付いていることに手を出せないことは


突き刺すようで悲しいようで楽しいようで泣きたくなるようで


そんな俺の人生はなくなるくらいが調度いいのかもしれない


すべての影に隠れながらそしてすべては俺を笑っていたのだろう


泣いて後悔しても変わらないことは当然のことで


だから俺は走る


何もできないからそれしか思い付かない


寂れた商店街を駆け抜けていく俺なのだが


息は切れてきた


足は言うことを聞かない


そして涙を流す俺を殴りたい・・・・













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