Poem 2008
□少年は灯になる(しょうねんはともしびになる)
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オルゴールが寂しく鳴る
僕には夕日が赤く見えない
君は暗い部屋で笑う
僕を蔑んでいる
僕は君のせいに・・・
君は僕のせいに・・・
僕の知らない世界が数多くあるから
考え方などそれ以上で
人格一つでは限界もいいところだ
だってほら
こんな小さな世界でも
僕の迷いが尽きることはない
嗚呼
いつか僕と君と彼らが
一つの大切な場所で
たった一つの共感を胸にしたい
誰一人悲しみを持つことのない美しい時間を・・・・・・・
そしてそれを時代にすることを
僕の生きる意味としよう
・・・
渇くことのない情熱が
少年の元に灯る
そしてこれからは少年よ
少年よ!灯となれ!
終