APH小説

□寂しくないよ
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「…ロシア!」

少し怒ったような怒鳴り声と共に、

ぽんと投げ出されたそれはゆっくりとロシアの手の中に収まり、

「…中国、くん?」

いつものように、にこ、と笑ってロシアは尋ねる。

僅かな表情の変化も見当たらない、いつもの笑顔。

…内心では、驚きやら喜びやら、"ロシア"らしくないほどの思いが渦巻いていたのだが。

「……………っ、」

一方的に投げておきながら、中国は何も返さずに自分の前の地面を見つめている。

「…ねぇ、中国くん、これは―――」

ロシアがもう一度促そうと声をかけた時、

「生日快乐」

まっすぐ、ロシアの目を見て言った。


…5秒後には振り向いて走り出した、

その顔は少しだけ赤くなっていて、

自分自身がしたことが信じられないとでもいう風に後悔を繰り返していた。


その様子をただ見送ったロシアはきょとん、と一瞬目を丸くすると、

「……Спасибо……いや、谢谢、……中国くん。」

とても嬉しそうに笑った。



寂しくないよ
(…クリスマスは顔も見せてくれなかったから、ちょっと、…まぁ、いいやぁ。)
((生誕祭はあいつ、…忙しいあるし、…違う、我が忙しいあるから…っ!))



あとがき

露様誕生日なので!露中を!
と思ったのですが…、短すぎる…っ!
書いたのはクリスマスだったりします。←←
じゃあなんでクリスマスネタにしないんだということなのですが、
第一にそんなに書けませ(ry
あと、本家でにーにの家はクリスマス禁止だと言っていたような気がしましたので。
何をあげた、とかはご想像にお任せしま(ダショーン
…私的には、マフラーとか手袋とか中華まんとかいいと思います。
どれも全部にーにの手作り!←
では、一日遅れですが、露様。お誕生日おめでとう!

12/31 凍都









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