LS

□いとおしいんだ
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「古泉ん家行きたい」
「……は、い、別に…構いませんが…随分急ですね…」
どうしましょう…っ!
キョンくんから僕の家に行きたいだなんて!
急いで予定を合わせて部屋を綺麗にしなくてはいけませんね…っ!!
「あ、泊まるから。…いい?」
とととととと泊まるぅっ?!
キョンくんがうちに泊まるですと?!
そんなまさかの素敵なサプライズ、あっていいのでしょうかっ!
きっと神人倒しに疲れている僕へのご褒美とでもとっておきましょうか…
いい加減妄想にトリップしすぎでしたからね…
いや、しかしその妄想を具現化させた日にはきっとキョンくんに嫌われてしま
「なぁ、今日泊まり行っても大丈夫?」
考え事をおっ始めたらすっかり返事を忘れてしまっていました!
良いに決まってますとも!
「えぇ、構いませんよ」
「そうか、じゃぁ学校終わったら家行くな」
「えぇ、楽しみにしています」
家に来たことはないが、位置は分かっているはずだから大丈夫でしょう。
それよりもむしろ来たことないにも関わらずいきなり泊まりとは、何かあるかもしれませんね…
僕がなにかしでかしたりしてしまうとか。
彼は可愛いから僕何するか分かりません。
抑えなければ…
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