花ツブシ

□プロローグ
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その女の傍らには
どんな時
どんな場所
どんな状況
であったとしても
必ず1人の「男」がいた

それは彼女が望んだものではなく
あくまでも「勝手に」男の方が
寄ってくる

というのは彼女の中だけの話
しかしそのことは言ってはならない
決して 彼女に そのことを
言ってはならない

そして

その花は決して自信をなくすことなく
永遠に可憐な姿を保ち続ける
 

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